最初に結論を言います。
動画のタイトルで重要なのは分かりやすさ。
YouTubeで再生回数を伸ばすためには惹きの強い動画のタイトルとサムネイルを設定することが重要。また全然売れない商品が商品名を変えただけで大ヒットしたという話を聞いたことがある人は多いと思います。
それだけ言葉選びというものが重要なのですが言葉選びはセンスが求められる難しいものというイメージを持っている人も多いと思います。
実はそんなことはなくたった1つのポイントを意識するだけで、すぐに上達することができます。
それが先ほど言った分かりやすさです。
あなたに質問です。
あなたは今お腹が空いていて「とんこつラーメンが食べたいなあ」と思いながら街中を歩いています。すると山田屋と書かれた飲食店と思われる看板を見つけました。
さて、あなたはその店の中に入りますか?
おそらくですが入らないと思います。
なぜなら山田屋だけでは何の料理の店なのかが分からないからです。
それではラーメン山田屋と書かれた看板ならどうでしょうか?
おそらく「お、ラーメン屋だ。何ラーメンの店かな?」と足を止めて確認しとんこつラーメンじゃなくても今の気分に合うものなら「これでもいいか」と妥協して店の中に入るでしょう。
最後に博多とんこつラーメン山田屋と書かれた看板ならどうでしょうか?
おそらくですが「お、グッドタイミング」とばかりに迷わず店の中に入るでしょう。
この例だけでも、いかに分かりやすさが重要であるかがよく分かると思います。

当たり前の話ですが制作者であるあなたは投稿した動画の内容を全て知っている一方で視聴者は何の情報も持っていません。
さらに視聴者はパソコンやスマートフォンの画面をスクロールして再生する動画を探します。
この0コンマ何秒という短い時間で「あ、これ自分が好きな動画だ」「知りたいことを教えてくれる動画だ」と確信できるようにしなければいけないということです。
また学力も自分と視聴者との間に差があることが少なくないため、特に学生や高齢者をターゲットにした動画を作る場合は専門用語など難しい言葉を使わないように注意しましょう。

具体的にどのようなタイトルをつければいいのかと言うとターゲットにしている視聴者の属性の言葉を入れてください。
属性の数が多くなればなるほど幅広い人にアピールできるようになり具体的な言葉を使うと狭い範囲の人に強い効果を発揮するようになります。
先程の山田屋の例で言うとラーメン山田屋だとラーメン好きの人に中程度の効果を発揮し博多とんこつラーメン山田屋ならとんこつラーメン好きの人に大きな効果を発揮します。
他の例を挙げるとライトノベルでこの戦略が実践されています。
近年のライトノベルの人気作のタイトルは長くて他の作品と似たようなものが多いと感じている人が多いと思います。
その理由は先ほど言ったように沢山の属性を入れることで幅広い読者に興味を持ってもらえる可能性が上がるからです。
それ以外だと数字を使うと見た人にイメージが伝わりやすくなります。
例えばチャンネル登録者数を増やす方法だと漠然としたイメージになりますが1ヶ月でチャンネル登録者1000人を達成する方法にすると1000人というゴールが明確になります。
さらに1ヶ月という言葉を使うことで「1ヶ月だったら頑張れそうだし気になる」と視聴者の興味を惹くことができるので、これらを上手く活用していきましょう。
注意点としてはタイトルは長過ぎるとスクロールした時に目で追いきれなくなることで、魅力が伝わりにくくなり逆効果になってします。
それ故に読者にアピールしたい属性以外の言葉を入れる余裕がないため、似たようなタイトルばかりになってしまうのです。
そしてYouTubeの話に戻りますが可能な人は動画のタイトルだけでなくチャンネル名も視聴者へのアピールに活用しましょう。
私の場合は【ゆっくり引き寄せ解説】億らすというチャンネル名にしていました。
その理由はゆっくりという言葉を入れることでゆっくり動画形式の動画を好む視聴者に再生されやすくなり、その次に引き寄せ解説という言葉を入れて内容を説明する。
さらに【】で挟んで強調することで視聴者の視線を向けやすくし、最後に自分の名前である億らすを入れて誰が作った動画かが分かるようにしました。
本気で成功したいのであれば、細かいところまで工夫を凝らさなければいけません。
なぜなら過去の記事で言ったようにYouTubeには必ず自分の完全上位互換の人がいるため動画以外の部分で差をつけないと勝つことができないからです。
また応援してもらうためにはまずは存在を知ってもらうことが必要であり、その存在を知ってもらうことこそが一番難しいです。
存在を知らなければ、この世に存在していないのと同じ。
視聴者の視界に入るものは全て逆転のチャンスだと思ってアピールに活用しましょう。

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