最初に結論を言います。
視聴者にチャンネル登録してもらうコツはタイミングと理由。
前の記事でコピー機の順番を代わるかについての質問をしましたが、またあなたに質問です。
今度はあなたが大急ぎで書類をコピーするように頼まれました。
コピー機を使おうとすると先に他の部署の先輩が使っていました。
しかもその先輩は嫌なことでもあったのか顔をしかめ舌打ちする程イライラしていて話しかけると八つ当たり気味に怒鳴ってきそうな雰囲気を発していました。
さて、あなたはその先輩に「すみません。先に1枚だけコピーさせてもらえませんか?」とお願いしてオッケーをもらうことができますか?
おそらくですがお願いすることさえせず近くに他のコピー機がないか探すでしょう。
そう。相手にお願いをオッケーしてもらうコツは相手の機嫌が良い時にお願いすることです。
それではチャンネル登録や高評価ボタンを押す視聴者が一番機嫌が良いタイミングはいつかと言うと動画を見終わった直後です。
実際に多くのYouTuberが動画の最後で「面白かったらチャンネル登録と高評価をお願いします」とお願いしていますよね?
理由は動画を最後まで見ているということは、視聴者がその動画を少なからず面白いと思っている機嫌が良い状態なので、お願いをオッケーしてもらいやすいからです。
また同じYouTuberのファンでも「一番面白かった動画はどれですか?」と尋ねると人によって答えが違うように面白いと思う要素は人によって違うので毎回お願いすることで視聴者が「チャンネル登録してもいい」「これは高評価ボタンを押さざるをえない」と思うタイミングを逃さずに応じてもらうことができます。

また人間だからこその人情もポイント。
相手の機嫌はその時次第のことが多いですが相手が喜ぶことをすることで多少良くすることができます。
例えば営業マンなら良い契約を結んでもらうお願いをするために営業先を訪問する時に手土産を持って行くなどがあります。
そして日頃からお世話になっている人からのお願いだと多少無理めのお願いでも応えたくなってしまうものです。
YouTuberの場合、これは私の視聴者側としての感想ですが動画内でお願いするよりもライブ配信でお願いする方がチャンネル登録や高評価ボタンを押すことに応じてもらいやすいように見えました。
理由はライブ配信の方が直接的にお願いされているように感じることから視聴者の心に響きやすい。
人情に訴えることができるからだと思われます。
だからこそ前の記事で述べた優しさを発揮して日頃から視聴者が喜ぶ動画を作ったり情報を発信することでお願いをきいてもらえる土台を作っていくことが重要なのです。

さらに心理学によると相手にお願いする時にどんなに些細なものでもいいので理由をつけると聞いて貰える可能性が上がると言われています。
例えば仕事を早く終えて帰りたい時に「早く帰ってもいいですか?」と何の捻りなく頼むよりも「恋人とデートの約束があるので早く帰ってもいいですか?」という自分勝手な理由を添える方が聞いて貰える可能性が高いそうです。
これに加えて人間は今まで頑なにやらなかったことでも1回でもやれば過去に1回やったことがあるからという理由ができるので2回目以降の実践する心理的なハードルが大幅に下がります。
つまり1度高評価ボタンを押して貰えるとその後も継続的に高評価ボタンを押して貰える可能性が高いので非常にメリットが大きいのです。
逆にデメリットは基本的にないので、積極的にこのお願いの力を活用していきましょう。
