最初に結論を言います。
ご褒美を活用するとモチベーションを維持しやすくなる。
あなたに質問です。
あなたは毎日、仕事などにおいてモチベーションが高く前向きに取り組むことができていますか?
おそらくですがほとんどの人がいいえと答えると思います。
これには理由がありモチベーションにおける盲点をあなたが見落としているからです。
あなたにまた質問です。
あなたの周りに毎日あなたを褒めたり差し入れをしたりするなどあなたのモチベーションが上がるように気にかけてくれる人はいますか?
おそらくですがいないと答える人が多いと思います。
またいると答えた人の中にも嫌味を言ってくる上司などモチベーションを下げてくる人がいることに頭を悩ませている人は多いのではないでしょうか?
このことから何が言いたいのかと言うとあなたのモチベーションを上げることができる人は基本的にあなた1人しかいないということです。
だからこそあなた自身が常に自分を気遣いモチベーションが高い状態を維持するように努める必要がある。
特に努力を始めたばかりの頃はなかなか良い結果が出ないだけにそうしないとあっと言う間に頑張る気力が尽きてしまうのです。
どんなに高性能な車でもガソリンがないとその力を発揮できないのと同じですね。

この問題を解決する方法が自分にご褒美をあげることです。
ご褒美は物に限らず、あなたが日常生活の中で「〇〇がほしい」「〇〇がしたい」と思ったことを我慢せずに手に入れる・行うことを指します。
ご褒美は贅沢や無駄遣いを連想させるものであることから良くないイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかしその一方で誰もが一度は「目標を達成したら〇〇する」というご褒美を設定することでモチベーションを上げようとしたことがあるはず。
上手く使えばあなたの成功を大きく後押しするものであることは間違いありません。
そしてご褒美を上手く活用するポイントとして、ご褒美は設定した目標を達成したからという理由により自分に与えるのが一般的ですが、私は別に理由がなくても自分にご褒美を与えていいと考えています。
このブログを読むような勉強熱心で向上心がある人なら必ず何か頑張っていることがあるはず。
理由がないと抵抗を感じる人は毎日頑張っていることを理由にすると良いでしょう。
そもそもご褒美はモチベーションを上げることが目的なので目標達成の後に与えなければいけないというルールはないですし目標達成までに一度しか与えてはいけないというルールもないです。
たとえ先にご褒美を与えて、目標を達成する前に上げたモチベーションが下がってしまったとしても別のご褒美を与えることで再びモチベーションを上げればいいだけ。
つまりご褒美は金銭的な問題さえクリアできればメリットしかない上に決定権も自分にあるので積極的に使っていくべきだということです。

そして少し話が逸れますがあなたに質問です。
もしあなたが会社の社長で「この人は将来必ず幹部になって会社の発展に貢献してくれる」と思うような優秀な社員が入社してきたらどうしますか?
おそらくですが「給料に不満はない?」「困ったことがあったら何でも言って」とその社員にできる限りの良い待遇をすると思います。
なぜならそれはあなたにとって会社を発展させるために必要な投資だからです。
しかし、その優秀な新人よりももっとコスパが良い投資先があります。
それは自分です。
その優秀な社員は優秀な故に他社に引き抜かれたり家庭の事情で仕方なく退社したりするなどして投資したリソースを回収できない可能性があります。
その一方で自分への投資はすぐに効果を実感できるだけでなく今後のあなたの頑張り次第で価値を何倍にも高めることができます。
さらにモチベーションが高い状態を維持すれば作業効率が良くなるので好きなことで生きていく生活が実現する日が早く訪れるようになります。
結局何が言いたいのかと言うと自分にご褒美を与えることで一時的にお金は減るけれども後でそれ以上の金額を稼いで取り戻せるから問題ない。
あなたにとって一番価値がある人間はあなたです。
だからご褒美をたくさん与えるなど誰よりも良い待遇をして然るべきなのです。

次は上がったモチベーションを行動開始に繋げることができる方法を紹介します。