最初に結論を言います。
顔出ししない方が発信する情報の説得力が増す。
これを聞いて驚く人は多いと思います。
なぜなら情報発信系のYouTuberは顔出しする方が顔が見えることで責任を持って発言している印象を受けて視聴者が信用しやすい。
発信している情報の説得力が増すと一般的に言われているからです。
しかし実際は逆です。
顔出ししない方が視聴者があなたの発信する情報を信用しやすくなります。
あなたに質問です。
あなたはこれまでに顔出ししている人が時事ネタなど何かについて解説している動画を見たことがありますか?
おそらくですがテレビなどで見たことがある有名人以外はほとんど見たことがないと答える人が多いと思います。
それでは時事ネタなど何かについて解説しているゆっくり動画を見たことはありますか?
ゆっくり動画とは厳密には少し違いますが、一般的に音声合成ソフトを利用して実況や解説を行う動画のことを指します。
おそらくですが顔出ししている人の動画よりも見たことがあると答える人が多いと思います。
どうして実績があるか分からない。
顔出ししていない正体不明の人物が作ったゆっくり動画が信憑性が全くないにも関わらず視聴者に信用されて情報収集の手段として選ばれているのでしょうか?
まず顔出ししている情報発信者の多くが視聴者に信用してもらうための実績を証明する証拠を見せていません。
なので仮に本当に実績があったとしても視聴者にとっては自称と変わらないので、顔出ししても情報の説得力が増すことはなく、再生回数に良い影響を与えていないことが考えられます。
それどころか顔出しをしていることで再生回数に悪影響を与えている可能性があります。
なぜなら信用してもらうことにおいて外見がとても重要だからです。
一般的に人間は受け取る情報の8割を目から得ていると言われています。
あなたにも心当たりがあると思いますが、人間は初対面の人と会った時に顔や全体の雰囲気から「この人はこんな感じの人かな?」と性格などを予想します。
そしてその予想は大体当たりますよね?
なのでもし視聴者がサムネイルや動画の冒頭であなたの顔を見た時に「胡散臭い」「頭悪そう」などの悪い印象を与えてしまうとそれだけで信用されなくなってしまいます。
また外見だけでなく声や滑舌、喋り方も重要です。
あなたにも経験があると思いますがYouTuberの声が自分に合わず聞いていて不快に感じる。
または自信がなさそうに喋ったり「え〜っと」を多用して話のテンポが悪かったりするとイライラして動画を見るのを止める要因になってしまうのです。
結局何が言いたいのかと言うと過去の記事で言いましたが人間は何かを選択する時に損得よりも好きか嫌いかを優先して決めます。
そしてゆっくり動画は様々なジャンルで作られていることから、見たことがあって馴染みがある。
つまり良い印象を抱いている人が多い。
どちらも信用できる実績や証拠がないなら自分が好きな方を選ぶ。
これらのことから実績がある人の顔出し動画よりも実績があるか分からない正体不明の人物が作ったゆっくり動画の方が信用されて再生されるという現象が起こるのです。
そもそも多くの人が身バレ防止のため、できることなら顔出ししたくないと思っていると思います。
先ほど言ったように顔出し動画は視聴者が動画を見るのを止めることに繋がるデメリットが沢山あるので、外見に自信がある。
またはテレビ番組の出演経験があって知名度が高く視聴者からの好感を得やすいなど明らかに顔出しした方がいいという人以外はやらない方が良いでしょう。
だからこそ投稿する動画はゆっくり動画形式にしましょう。
ゆっくり動画は顔出ししていないので外見を理由に視聴者からマイナス評価をされることがありません。
声や喋り方についても同様で、さらに喋りが苦手な人はその欠点をなくすことができます。
そして過去の記事で再生回数を増やすためには誰でもいい層を狙った動画を作ることが重要と言いましたがゆっくり動画はこの誰でもいい層を狙える動画です。
投稿1本目の動画から数百回程度ですが再生される可能性があるので知名度や実績がない人ほどゆっくり動画を作ることをおすすめします。
実際に私も過去に顔出ししない講義形式の動画を投稿していたことがありましたが全く再生されず1ヶ月程度で心が折れて投稿を止めてしまったことがあります。
しかしその約半年後ゆっくり動画形式なら見て貰えると思って再挑戦したところ1本目の動画から1万回再生され、最初の記事で言ったようにわずか23日、10本動画を投稿しただけでチャンネル登録者1000人を達成することができました。
(既にその動画が削除済&画面のスクリーンショットを撮っていないため証拠をお見せすることはできません。申し訳ございません)
ただ注意点としてはYouTubeのチャンネル名か動画の中で自分の名前を名乗らないと後の高額商品の販売に繋げることができないので、ハンドルネーム(インターネット上での名前)は考えておきましょう。
ゆっくり動画の作り方については後の記事で無料で作れる方法を紹介します。